気になるサッカー東京五輪世代アタッカー陣について

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東京五輪世代の代表はかなり、というかものすごく粒ぞろいですよね。ここ10年くらいで一気に日本人選手の欧州進出が増加し、インテル、ミラン、マンチェスターユナイテッドという歴史的なビッグクラブで活躍するような選手もでてきました。

しかし、東京五輪世代の選手たちはそれを凌駕しそうなほどの才能を感じます。今回はそんな東京五輪世代のアタッカー陣の中で個人的に気になる選手の状況を見ていこうかなと思います。

中村敬斗

まずは中村敬斗から。なぜかというと五輪世代の代表に全く呼ばれずに逆に気になるからです。JFAと所属チームのFCトゥウェンテが綱引きしてて代表に呼べていない可能性もありますが、個人的には単純に呼ばれていないように思います。

オランダにいる他の同世代の選手は普通に代表に呼べていますからその可能性が高いのかなと。彼は今季オランダのリーグ戦で4ゴール、カップ戦2ゴールあげていたと思います。これは今のところ今季のオランダリーグ1部で活躍する日本人の中で一番のゴール数ですね。

A代表でレギュラーの堂安よりも多い数字です。しかもより弱いチームで。守備やスタミナの問題があるのかもしれませんが、少なくとも一度は呼ばれないといけない選手です。

チーム状況はそこまで良いようには見えないですね。リーグが開幕して最初のほうはかなり良い順位でしたが、今は12位まで落ちてます。開幕戦でPSVという強豪と引き分けた試合でさえ強いようには見えませんでしたからね。

そういう状況の中でほとんど個人技で点をとっていっているので余計に代表に呼んでほしいという思いが強くなります。アタッカーはやはり得点ですよ。

堂安律

上で言っているように今季オランダリーグで3ゴールです。だからと言って彼のほうが下だと言うわけでは当然ありません。彼はもうなんというか粗削りという感じではない大人の選手です。

中村が守備面での動きやスタミナ不足という問題がある一方で堂安にはそういう若いころにありがちな弱点は既にないように思います。個人的には得点が少なくともA代表のレギュラーも納得の動きをしてると思ってます。

これも上で言っているんですが開幕戦でトウェンテと引き分けている試合を見ました。その試合のPSVは引き分けたとはいえ終始押し込んでいる時間が長く、やはり強豪で個人のレベルも高いなと感じました。

なので今のようにアヤックスと勝ち点10差をつけられるような状況になるとは全く思いませんでしたね。

ただ今になって考えてみれば、強く見えるのにもかかわらずたいして強くもなさそうなチームと引き分けてしまったというところになにか上手くいっていないんだなということを見出せたかもしれません。

監督が代わってから1試合しか見てませんが、少し良くなったかなというようには見えました。まぁ何が変わったかなんて詳しくはわかってませんが、少なくともサイドバックがリスクを犯して上がりまくることはなくなった印象です。

元々前線のアタッカー陣の能力が高く十分に点をとれるはずなので余計なリスクをかけなくしたんでしょうかね。少し安定したように見えました。

しかし堂安について言えばあの試合はやりやすそうにはしてませんでしたね。贔屓目で見てるところはあるかもしれませんが、すんなりと堂安にパスをしてくれない。久保じゃないけど堂安もそういう状況の時少しあると思います。

チームメイトと信頼関係を築いて上手くやっていってほしいです。これからの代表にも必要なはずですから彼は。しかし監督さん、ボランチはないでしょう。

割と語りまくってしまったので続きは次回にします。では。